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佐野元春は今でもロックしている【朝が来るまで君を探している】

佐野元春

佐野元春 スーパーベスト

 

僕にとっての佐野元春は青春ど真ん中であった。

サムデイに始まり、初ベストアルバムの「No Damage」、そしてニューヨークに渡ってアルバムを制作。

 

リリースされた「Visitors」は今聴いても古さを感じない。

逆に進み過ぎていたがゆえにセールスでは伸び悩んでいた時期もあった。 

 

しかし「サムデイ」のような曲を作ることは佐野にとっては何の興味もないのだろう。

さてベストアルバムの方は佐野元春の初心者のためのアルバムである。

 

曲目

1. アンジェリーナ
2. ソー・ヤング
3. ガラスのジェネレーション
4. 悲しきRADIO
5. 情けない週末
6. ダウンタウンボーイ
7. スターダスト・キッズ
8. シュガータイム
9. ハッピーマン
10. ロックンロール・ナイト
11. サムデイ
12. グッドバイからはじめよう
13. ヤングブラッズ
14. ワイルド・ハーツ -冒険者たち
15. クリスマス・タイム・イン・ブルー -聖なる夜に口笛吹いて
16. 約束の橋

 

いわゆるヒット曲であるが、中でも10曲目のロックンロール・ナイトが一押しである。

アルバム「サムデイ」のラスト(正確にはもう1曲あるが短いので)を飾る曲である。

 

アンジェリーナやガラスのジェネレーションなどの佐野の代表曲が収められている。

アルバム「Visitors」からは1曲もないが、ベストヒットという観点から外されたのであろう。

 

 

 

VISITORS

アルバムリリースは1984年。

ラップなど理解されていない時代に佐野は単身ニューヨークに渡り、自らの音としてアルバム制作に1年かけた。

 

30年経過した今でも新しい。

時代がやっと佐野に追いついたと言える。

 

当時のヒットチャートでは初登場1位であったが、従来のファンからは賛否に分かれた。

私は一番の名盤と当時も思っていた。

 

いつもレコードをかけていたことを思い出す。

今聴けば違和感はないであろう。

 

これはアルバムを通して聴くことをおすすめする。