佐野元春はもっと評価されていい
佐野元春はなぜか知名度が低い。
佐野元春はなぜかセールスが今一つだ。
しかし今までやったことは素晴らしい。
ロックのビートに英語と日本語をうまく融合させたのは佐野が初めてだ。
もちろん「はっぴーえんど」が元祖だと言う人は多い。
同期のサザンオールスターズが上だという人も多い。
初期のサムデイあたりまでならそうかもしれない。
ただノーダメージは結構強烈だった。
NoDamageはコンピレーションアルバムなのにこの出来栄え
NoDamageはいわゆるベストアルバムなので、普通は統一感はないはず。
しかし曲の始まりから終わりまで「見事なつなぎ」である。
パーティーで聞くアルバムをイメージしたそうだ。
なので曲と曲の間は無音がないようにしたという。
さらにヒット曲というよりはコンセプト・アルバムのような作りだ。
佐野元春はバラードももちろん作曲しているが、NoDamageからは外している。
ロックンロールナイトはとても佐野にとって重要だがパーティーアルバムにはそぐわないと言ってあっさり外す。
このアルバムはチャートでNo.1になったが、意に介せず単身ニューヨークに渡米する。さすがだ。
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